プラセンタ療法とうつの関係性とは？
プラセンタ療法とは、人や動物の胎盤（＝プラセンタ）に含まれている
有用成分を抽出しつつ薬に加工して注射薬や内服薬として使う治療法の事です。
胎盤には、生物の細胞分裂を促進させる効果がある物質や、
成長因子が多く含まれていますので美容や怪我の治りを早くする用途にて
多く投入される様になりました。
ちなみに、クリニックにおけるプラセンタ療法は注射薬が使われる事が多く、
内服薬形式でのプラセンタ療法はその代用のニュアンスで使われる事が
多いのもポイントです。
見逃せない点としては、精神科領分や自律神経失調症等の
なかなか完治しないとされる病気にも良い結果を出している事もあります。
強い自律神経調節作用を有する薬で、うつ状態の改善や不眠症治療に用いられる事も昨今かなり増えています。
どの病院でも同じ治療になるわけでない事には注意して下さい。
勿論、治療に使われる胎盤は人由来の物も動物の方でも、健康な人の物だけが使われますので
プラセンタを原因にした感染症になってしまう様な心配もありません。
体に負担を掛けず、多くのメリットが見込めるという点でうつを始め、
慢性病に悩んでいる場合には治療の選択肢に入れてみるというのも1つです。
プラセンタ療法と精神疾患治療について。
精神疾患や神経科分類の病気で、プラセンタ療法が有効的とされる範囲ですが
有名どころでは、自律神経失調症に不眠症とうつ病があげられます。
他にはパニック症候群に不安神経症や、拒食症やてんかん等でも有効だったというデータも相当数確認出来ます。
精神疾患や、神経症関係の病気が発症する原因は一概には言えません。
ですが、あるいは激務による生活習慣の乱れやストレスにより知らない間に肉体が消耗した結果として、
本来健康に動いていた体の機能が動かなくなってしまい、病気になってしまうという部分は多くの病気で共通しています。
そんな時に、体内の再生を促進する効能があるプラセンタ療法を使うならば、
体に体力が戻りそれにより余裕が無かった頃合よりも、症状が落ち着くというのも自然な帰結と言えます。
他のポイントでは、現在日本では、プラセンタ療法の治療ではメルスモンとラエンネックの
2種類が認可されているという点も押えておきたい所です。
1995年までは更年期障害や肝臓障害治療の目的で、保険適用疾患においてのみ使われていました。
最後に症状によって保険適用範囲に入る場合と、そうでない場合がある事に注意しておく事を忘れない様にするのをお勧めします。