それぞれの特徴と効果を知ろう
血液クレンジングは、オゾン療法とも呼ばれる代替医療です。
この治療方法は、イギリスのエリザベス女王の母である
クイーンマムも活用していたと知られています。
クイーンマムは101歳という長生きだったことから、この治療方法が
知られることもなりました。オゾンには、強力な酸化力や除菌、
有機物の除去効果があるとされています。
このオゾンを利用して血液を洗浄するのが血液クレンジングです。
治療では、まず自分の血液(100から200cc程度)の血液を採血し、
採取した血液に医療用オゾンを投与します。
そして、オゾン化した血液を体内に戻す治療方法です。
主にヨーロッパの地域でおこなわれている治療方法で、心臓疾患や虚血性疾患の治療は保険適用となる国もあります。
がんやアルツハイマー、眼科疾患、糖尿病や皮膚炎などさまざまな疾患に効果があるとされる治療方法です。
疾患がある人だけでなく、美肌やダイエット効果も期待できます。ビタミンC点滴療法は、がんに有効とされる治療方法で、
ビタミンCは酸化すると強い抗酸化作用を発揮します。そして、酸化する際に過酸化水素が出ます。
通常、細胞は過酸化水素を中和することが可能です。しかし、がんなどの細胞はこの過酸化水素を中和することなく
消滅すると言われ、ビタミンC点滴療法はがんに有効な治療とされています。
併用すればより高い効果が期待できる
血液クレンジング(オゾン療法)はさまざまな疾患に有効ですが、ビタミンC点滴療法と同様にがんに有効な治療方法です。
そのため、併用すれば相乗効果が期待でき、単体で利用するよりもより免疫力の向上、自然治癒能力を高める効果が期待できます。
ただ、併用する際には、オゾン療法をまずおこなうことが大切です。
ビタミンC点滴療法をしてからオゾン療法をすると、ビタミンCの活性が低下するという報告があります。
そのため、併用する際には、まずオゾン療法をしてからビタミンC点滴療法をおこなうことが大切です。
一般的なオゾン療法では100cc程度の血液を採取します。効果が高い治療方法なら、
人工透析のように体の血液をすべて洗浄したほうが良いのではと思う人もいるでしょう。
しかし、多くの血液を洗浄したからといって高い効果が出るわけではありません。
この治療方法は50年以上もの歴史があり、過去の臨床データからもこの程度の採血量が有効とされています。
また、何度かこの治療をして、体力や年齢、結果で採血量を変更することもあります。
健康や美容が気になる、慢性的な疾患で悩んでいる人は、オゾン療法やビタミンC点滴療法の活用を考えてみてはいかがでしょうか。