そもそもNMNとは何か？
NMN点滴とは、NMNと呼ぶ物質を点滴で摂取することができる
美容施術の一つです。NMNは、ニコチンアミドモノヌクレオチドという
正式名称を持つ物質で、ビタミンに類似している体内では
自然に生成される物質です。
このような物質はいろいろな種類がありますが、大半は加齢とともに
その生産量は減少傾向にありますが、これはNMNの場合も同じで
加齢に伴い体内での生成される量が減ってしまいます。
NMN点滴は、減少してしまったものを補うことができるメリットがある
美容施術で、適正な量を取り入れることで体の見た目が改善されたり
機能が変化して、若返り効果へと導くことができるようです。
そのため、アンチエイジング療法の一つとして治療メニューを用意している
クリニックも少なくありません。
なお、NMN点滴の施術を受けることで、加齢に伴う老化現象や
寿命に大きく関係しているサーチュイン遺伝子でもある長寿遺伝子を
活性化せる効果を期待できるため、肌細胞や体力・疲労など
身体的な機能を改善させたり、さまざまな疾患の治療にも
役立てることができるといます。
食品では補いきれない栄養を効率よく摂取可能
NMN点滴は、ハーバード大学の医学部の研究で若返りの効果があることが発見された
次世代型のアンチエイジング療法といわれています。
NMNが多く含まれている食品にはブロッコリーやキュウリ、枝豆などがあるといわれていますが、
1日100mgの量を摂取しようとした場合には約40kg、約2,000房といった膨大な量を摂取しなければなりません。
このような量を食品から得ることは不可能ですが、NMN点滴を使えば
膨大な量の野菜を摂取する必要がない、食品では補いきれない栄養を
効率よく取り入れることができます。
ちなみに、人間の年齢で60歳相当の生後22か月目を迎えたマウスに対して
このNMNを投与したところ、1週間後には生後6か月（人間に例えると20歳相当）の筋肉に
改善されていたといった研究結果報告があるといわれており、1週間で約40歳の
若返り効果があったことが分かりました。
さらに、肝臓がんを患ったマウスにNMNを投与したら腫瘍がなくなっていたなど、
美容はもちろん医療にも役立てられる可能性があることが分かったようです。
食品では補いきれない栄養を点滴を使うことで効率よく摂取し、美容効果への期待が高まります。