受けるべき頻度
がん治療といった医学療法にも使われている高濃度ビタミンC点滴は
美容のための方法としても高い効果があります。
成分濃度が高いビタミンCを血管内の静脈に投与して
血液中のビタミンCの濃度を上げるのが高濃度ビタミンCの
点滴の特徴となります。
ビタミンCには人体に悪い体内の活性酸素の数を減らす
抗酸化作用があり、この働きによって体に良い効果がもたらされます。
がんの予防や緩和、アレルギーへの抗体といった健康面での
効果の他に、美容面でも嬉しい効果を得ることができるのです。
抗酸化物質”スカベンジャー”とは？老化などの原因になる活性酸素を退治する
スカベンジャーとは、抗酸化物質のことです。
生体内に酸素をエネルギー源として取り入れることで、さまざまな活性酸素が発生します。
この活性酸素が、外部から攻撃してくるウイルスなどを殺菌してくれるわけですが、
過剰に発生した活性酸素が残存していると、反対に細胞を傷つけてしまいます。
この過剰に発生した活性酸素から細胞を守る役割をしているのが
スカベンジャーで、酵素やタンパク質、ビタミンなどが存在します。
体内でつくられる抗酸化物質としてSODがあります。
タンパク質からできていて、スーパーオキシド(超酸化物)を
酸素と過酸化水素水に素早く分解してくれます。
生成される場所は、体内のミトコンドリアと細胞で、特筆すべき長所は
活性酸素や過酸化脂質が増えた場合、それに伴って生成値が増えていくことです。
それ自体に抗酸化力はありませんが、良質タンパク質は抗酸化物質の
主成分を形成しているもので、これが不足すると体内に必要とされる量の
抗酸化物質が作られません。
タンパク質はアミノ酸からできていますが、体内で合成できないものを必須アミノ酸といいます。
ヒスチジンやスレオニン、フェニルアラニンなどがこれに該当し、
体外から摂取する必要があります。
日常生活においては良質タンパク質を積極的に摂るように意識することが、
抗酸化物質を獲得するのに重要なポイントとなります。
美容に関するビタミンC点滴の効果
高濃度ビタミンCの点滴での美容面での効果は
肌を美しくできる所にあります。
抗酸化作用が働くと肌に、美白、老化防止、ニキビの改善といった効き目が出ます。
活性酸素によるデメリットに、メラニン細胞の増殖、コラーゲンの減少、
免疫機能と新陳代謝機能の低下があります。
メラニンは色素沈着を起こす原因であり、コラーゲンは肌に潤いと
弾力を与える元であり、免疫機能と新陳代謝機能の低下は肌の状態を悪くします。
抗酸化作用で活性酸素が除去されることで、これらの問題が解決し肌をキレイにすることができます。
美容目的で高濃度ビタミンCの点滴をする場合には、頻度として
1週間から2週間に1回は行った方が良いです。
施術代金は高めで、1万円程度はかかってしまいます。
高濃度ビタミンCの点滴を定期的に受けるには、何回か分をまとめて払うと
割引になるサービスを行っている所で受けるのがおすすめです。