高濃度ビタミンC点滴

アレルギー治療法として、高濃度ビタミンCによる点滴療法があります。
名前の通り大量のビタミンCを体の中へ入れるというものになります。

最初は15グラム～25グラムほど入れます。
徐々に入れる量を増やしていくのです。

最終的には血液の中のビタミンCの濃度を350ミリグラム～400ミリグラムにします。
他の療法と併用して行われる場合がほとんどです。

一度、否定されたものですが、今日、再注目されているものが高濃度ビタミンCです。
この高濃度ビタミンCは皮膚科の医師が施すものです。

料金としては1回6.000円～10.000円ほどになります。
個人差があるのですが、少ない人で2週間に1回、多い人で
数ヶ月に1回ほどと、定期的にこの療法を受けることができるよう
抑えた料金に設定している所が多いです。

点滴をする期間としては3ヶ月ほどです。
点滴にかかる時間については1回1時間～2時間ほどです。

なお、定期的にこの療法を受けることができなくても、その効果を感じるでしょう。
ビタミンCに関しては抗酸化をはじめ色々な作用がある成分です。

そして、ビタミンCの抗アレルギー作用も注目されているのです。
通常のアレルギー治療法で効果が見られなかった人の中にも
高濃度ビタミンCによる点滴療法では効果が見られたという人も多いです。

アトピー性皮膚炎、また喘息などのアレルギー疾患に対する効果も期待されています。
気道の炎症を抑える作用があることが明らかになりつつあります。

 

アレルギー疾患と付き合っていくために｜アレルゲンを知る検査

生理機能として人にはある何かしらのアレルギーがあると、これ以上体内などに入れないでほしいという反応からか、
例えばアレルゲンがお酒などの種類がダメな方にはパッチテストという検査でのアレルギー反応があるかどうかを
調べる方法が存在しております。

こちらのアレルゲンの検査方法は、まず腕のどちらかを出して実施を行なっていきます。
おおよそ三十分前後などにアルコールなどの類を塗った際に真っ赤になっていれば確実にその方はほぼお酒が飲めないほど、
お酒に対応できる機能がない、ともされており色合いなどによって結果が分かる仕組みになっております。

なお、まったく問題がなく生理機能としてもしっかりとお酒が飲める体質である方の場合にはこうした方法を用いても
決して真っ赤になることはなく、肌は普段通りのものとなっています。

逆に少しだけ赤いというケースでもやはりお酒には弱いとされており、上記のように真っ赤になってしまうなどの症状が
出た方の場合にはお酒は危険であると診断されることもあります。

こちらはアルコールアレルギーとも言われることがあり、このようにどのような物がダメであるのかを知る方法は
皮膚科など医療機関で実施がされております。