サプリメント
高濃度ビタミンCを点滴で体内に入れることで、アンチエイジングを
行ったり、がん治療のサポートになって、放射線や化学療法を
受けている方の副作用を和らげる働きなどが期待できます。
ミネラルの吸収が促進されることが分かっているため
サプリメントでミネラルを摂取すると効果的な作用が期待できます。
がん患者の人は病気と抗がん剤の副作用で、タンパク質や
鉄の不足が起きやすく、貧血になってしまうことがあります。
高濃度ビタミンC点滴と併用してプロテインや鉄分、
ビタミンB群などを補給すると貧血予防に期待が持てます。
がん治療中には精神的なショックから、うつ状態になってしまう
人もいて、そういった人にはプロテインと鉄、だけでなくナイアシンや銅、マグネシウム、
ビタミンB6、葉酸などをサプリメントで得るようにすると状態を緩和できる可能性が高まります。
12月13日はビタミンの日!ビタミンケアで体の不調や肌荒れを予防!
明治43年、東京帝国大学農科大学教授であり農芸化学者でもあった
鈴木梅太郎博士は、米ぬかの中に心不全と末梢神経障害をもたらす
脚気を予防する成分を発見し、12月13日に東京化学会例会で
この成分をオリザニンと名付けて発表しています。
後にオリザニンはフンクというポーランド人科学者が発見して名付けた
ビタミンと同じ物質だと判明し、以降オリザニンはビタミンと呼ばれるようになっていきます。
東京化学会例会で発表した鈴木梅太郎博士の功績を、日本では12月13日を
ビタミンの日として定める事で残しており、この日に因んで様々な場所やネットで
ビタミンに関する活動が行われています。
2017年に行われたビタミンに関するアンケートでは、8割の女性が摂取不足を感じており
そのうち意識して改善している女性は6割を下回る結果になり、ビタミン摂取の改善や
対策を特にしていない事が明らかになっています。
ビタミンが不足すれば、肌荒れや口内炎といった軽度の症状をはじめ
風邪や疲労感など身体だけではなく、精神にも影響を与える可能性が高くなるのは
言うまでもなく、実際にがんやうつ病に効果があるので、美容や健康のためにも
一気に過剰摂取せずに日頃から適度に摂取していくのが大切と言えます。
同じビタミンでもバランス良く摂取することが大事
高濃度ビタミンCの点滴と合わせて経口摂取でもビタミンCを入れると
より抗酸化作用が期待できたり、ビタミンDを摂取すると、がんの発生や再発、
転移の予防に成果があるという研究も行われているため、クリニックによっては
マルチビタミンの摂取を勧めているところも多くあります。
栄養療法として用いられ、がんに対抗できる体作りの必要性がある人に
用いられることが多くなっていますし、美白や美肌、アンチエイジングの
促進を考えても、高濃度ビタミンCの点滴と合わせて、マルチビタミンや
ミネラルを摂取することは適しています。